2025/01/31
象と自分
こんにちは。今日は象と自分について書いてみたいと思います。母が生きていて私と暮らしていた頃、時々上野動物園に母を連れて行き、母の大好きな象やライオン、ゴリラなどを見せて喜んでもらっていたことがありました。なぜ母が動物園が好きだったのかを聞いたことはありませんでしたが、多分母から見た動物の可愛らしさのようなものがあって、それを感じたかったのではなかろうかと思います。
私も動物園は好きであり、以前妻と二人でのんびり動物を眺めていた事もありました。動物園に行き、象を見ると以前に読んだ本に書いてあった事を思い出します。象使いが象に最初に仕込むことは、逃げ出そうとする気持を起させないことだそうです。象が子供の頃に、鎖で足に丸太を繋いでおくのだそうです。逃げようとしてもその丸太が足かせとなって逃げられない。その状態を長く続けると象は逃げることを諦めるそうです。大人になって力がついても、足に鎖さえ巻いておけば象は決して逃げることはないそうです。(ものの見方が変る座右の寓話、戸田智弘著、Discover)
最近足が痛くなり、数日間歩く事もままならないことが起こりました。これは困ったと思っています。以前私は今年の3月に退職した会社の中では、足腰が立つ間は働けると宣言していました。今の自分はあの時に宣言した内容も果たせないような状態にあります。これは前述したように困った状態ではありますが、これで諦める気にはなりません。年を取り、足腰がおかしくなることは良くあることです。だからそれで終わりとは思いません。年を取る。足腰が弱る。自分のできる事には限界がある。もうのんびりゆっくり暮らすべきだ。こう考えるとすれば、どこか鎖に繋がれた象に似ている気がします。
足腰が痛いなら直せば良い。薬を飲む。科学的な機械で真実を突き止める。それを直す。そうすれば多少年を取った象ではありますが、力はまだ強い。鎖などいつでも引きちぎってどこかに行ける。こんなことを考えています。これは体調のことばかりではなく、仕事でも、これから挑戦したいことでも何でも良いのですが、チャレンジしたが失敗した事、それだけのことで諦めるようなことはしません。何度でも挑戦する気持はまだまだあります。私は動物園の象のようにはなりたくないと思っています。
さて、婚活について、前述の動物園の象のようなことをしている人はいませんか?これまでの数回の失敗を引きづって、婚活を諦めているような人はいませんか?あなたは子象ではありません。引きずっている鎖と丸太などどうにでもできる力を今は備えています。自信をもって前に進んでください。
JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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